岩本事務所

須磨にある、司法書士と行政書士の事務所です。

不動産登記、商業・法人登記、相続、遺言、家族信託、ペット法務、各種許認可申請
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ペット法務について

 ペットに関する法的トラブルの回避や対策、動物や鳥などのペットに関する許可・登録などを総称してペット法務といいます。
 近年のペットブームにより、ペットの飼育数は増え続けていますが、それに伴い飼育できなくなったペットが保健所に引き取られ殺処分されたり、ペットに関するトラブルが増えるなど多くの問題が発生しています。
 ペット法務はペットを正しく飼育管理し、人と動物が共生できる社会をつくるのためのものです。ペットに関するお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。
 
※当事務所では、ペットの殺処分ゼロを目指す取り組みをしております。
※動物は法律上「物」として扱われますが、心も痛みもある生き物です。
 動物をビジネス目的として「単なる物」として扱ったり、動物愛護の理念に反する方からのご依頼はお断りしております。

当事務所で取り扱う業務

①ペットに関する遺言
 ペットを飼われている高齢者の方も多いかと思います。もしご自身が先に亡くなられた場合、大切なペットはどうなるか心配されている方も多いのではないでしょうか。
 ペットは飼い主さんが亡くなられた場合は、相続財産として相続人の誰かが引き取り世話をすることになります。しかし、相続人がいない場合や、相続人がいても引き取ることができない、というケースもあります。この場合、最終的には保健所に引き取られ、最悪の場合は殺処分となってしまいます。
 家族の一員である大切なペットに辛い思いをさせないために、遺言書にペットに関することを書き残しておくことができます。信頼できる方にお世話をお願いするとともに、飼育費用として預金等を遺贈するように記載すると良いでしょう。
 飼えなくなった犬猫が保健所に持ち込まれ、毎年多くの犬猫が殺処分されています。このような悲しい最期を迎える子がいなくなるよう、大切なご自身のペットについて万が一のことを考えて準備しておくことをお勧めします。
 
②ペットのための信託
 「信託」とは最近注目され始めた、「信じて託せる相手」に財産を託す仕組みです。
「ペットのための信託」とは飼い主さんが認知症などでペットのお世話ができなくなったときに備えて、あらかじめ代わりに世話をしてくれる人を決めておき、飼育のための費用を前もって信頼できる人に託しておいた財産によってまかなう方法です。
遺言との違いは、遺言は飼い主さんが亡くなって初めて効力が発生しますが、信託の場合は飼い主さんが生きている場合にも利用することができます。
 また、遺言の場合、飼い主さんが亡くなった後ペットを引き取ったものの世話をしなかったり、捨てられてしまったりするリスクがあります。
一方信託には、ペットのお世話に強制力をつけることができ、さらにきちんとお世話がされているか信託監督人による監視をつけることもできます。また、契約の条件として「(飼い主さんが)認知症になってしまったとき」「老人ホームに入所することになったとき」など条件を付けてお世話をお願いすることもできます。
生前に、前もってお世話をする人を決めておくことにより、飼い主さんが居なくなった後に路頭に迷うリスクを減らすことができるのです。
大事なペットを守るために、信託の活用を考えられてはいかがでしょうか。
 
③動物取扱業登録申請
 第一種動物取扱業を営む場合は、事業所・業種ごとに都道府県知事または政令指定都市の長に対して登録の申請をする必要があります。
出張訓練やペットシッターのように、動物を実際に所有していなかったり、飼育施設がない一時的な預かりをする場合も対象となります。
※実験動物・産業動物を除く、哺乳類・鳥類・爬虫類が対象です。
 
〈規制を受ける主な業種(一例)〉

業種 該当する業者の例
販売

 ペットショップ、ブリーダーなど
(※当事務所では犬猫の生体販売を行うペットショップ等の販売業者の登録申請は取り扱っておりません。)

保管  ペットホテル、ペットサロン、ペットシッターなど
訓練  ドッグトレーナーなど
展示  動物園、水族館、乗馬施設など
譲受飼育業  老犬老猫ホーム

 
④犬の飼育に関するもの
・犬の登録
 所有者は犬を取得した日(生後90日以内の犬を取得した場合にあっては、生後90日を経過した日)から30日以内に、現在住んでいる市町村に犬の登録を申請しなければなりません。
 犬の登録、譲渡した場合の変更手続き、狂犬病の予防注射は飼い主の義務であり、大切な犬を守るためにも必要なものです。必ず手続きをするようにしましょう。
 
・犬の死亡届
 所有者は飼い犬が亡くなってから30日以内に、登録をしてある市町村に死亡届を提出しなければなりません。
 可愛がっていた愛犬が亡くなるのはとても辛いことですが、人間にも死亡届があるように、犬にも死亡届があります。きちんと手続きをして、家族として見送ってあげましょう。